怪我しやすい人と怪我しにくい人の特徴は?|にしぎふ整形外科リハビリクリニック|西岐阜の整形外科

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怪我しやすい人と怪我しにくい人の特徴は?|にしぎふ整形外科リハビリクリニック|西岐阜の整形外科

  • 2025年3月24日

怪我しやすい人と怪我しにくい人の特徴は?

スポーツを楽しんでいる時、思わぬ怪我をしてしまうことがあると思います。怪我をしやすい人でも、怪我をする原因や予防方法を知っておくことで、怪我する確立を下げることができます。

本記事では、スポーツによる怪我の種類や原因、怪我を防ぐための方法、そして怪我を回復するためのポイントについて解説していきます。

1.「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」

スポーツによる怪我は大きく分けて「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」に分けることができます。スポーツ外傷は、急な衝突や転倒、捻挫など、突然のハプニングによる怪我のことを指します。例えば、サッカーやラグビーなどの接触によって、骨折や打撲をした場合、スポーツ外傷に該当します。一方、スポーツ障害は、長時間の運動や同じ動作を繰り返すことによって体に負担がかかり、慢性的に痛みを引き起こす怪我のことです。肘の外側が痛む「テニス肘」や膝の外側が痛む「ランナー膝」などは典型的なスポーツ障害です。「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」は、スポーツのときの体の使い方やトレーニング方法によって予防することが可能です。

2.怪我をしやすい人の原因

怪我をしやすい人は、体力や筋力が不足しているということが共通点です。特に筋肉や関節が弱いと、スポーツの動作に体が追いついていけずに怪我をしやすくなります。柔軟性が欠けていると、急に動いたり予想外の体勢になったときに、筋肉や靭帯を傷めてしまう可能性があります。また、過去に怪我をしたことがある人は再発するおそれがあり、患部が完全に治りきっていない場合やリハビリをちゃんと行っていないことが原因です。身体的な原因のほか、疲労が溜まっている状態でスポーツをすると、注意力が低下しフォームが崩れやすくなるため、怪我のリスクが増加します。

3.怪我しにくい人の体の使い方

怪我をしにくい人は、ウォームアップとクールダウンを行い、体を十分にほぐしてから運動を始めます。ウォームアップをすることで筋肉を温め、関節の可動域を広げることは、怪我を防ぐために非常に重要です。正しいフォームで運動することを意識して、体に無理をかけないようにすることも大切です。例えば、正しい姿勢でランニングをすることで体重を均等に分散させます。また、筋トレやストレッチを定期的に行うことで、筋肉や関節にかかる負担を軽減できるため、怪我の防止に繋がります。疲れたら無理をせず休憩を取ることも、怪我をしにくい人の特徴です。体を十分に回復させることで、体への負担をなくし楽しく安全にスポーツを楽しむことができます。

4.怪我しやすい人と怪我しにくい人の違い

怪我をしやすい人と怪我をしにくい人の違いは、主に体の使い方や準備運動に対する意識の差に現れます。怪我しやすい人は、つい無理をして体を酷使してしまったり、ストレッチやウォームアップをおろそかにしがちです。そのため、体に負担をかけ続けることで、怪我をするリスクが高くなります。一方で怪我をしにくい人は、体の状態を常にチェックし、無理なく動ける範囲で柔軟性や筋力のトレーニングを行っています。また、休憩やリカバリーを欠かさず、怪我をしにくい状態を作っています。怪我をしにくい人のルーティンを真似するだけでも、怪我のリスクを下げる可能性があります。

5.怪我をしたときの対処法

怪我をした際の基本的な対処法としては、「R.I.C.E.(Rest、Ice、Compression、Elevation)法」がおすすめです。まず、怪我をした部位を休ませることが大切です。次に、冷やすことで炎症を抑えます。アイスパックや冷却シートを使って、20分程度冷やすのが効果的です。さらに、圧迫をかけることで腫れを抑えます。そして、怪我をした部位が足や腕の場合は、心臓より高い位置に上げることで、血液の流れを良くし、腫れを抑えることができます。また、無理に動かさず、痛みが引くまで安静にしておくことが回復を早めるポイントです。

6.怪我を防ぐコツ

怪我を防ぐためには、日ごろのトレーニングやケアが欠かせません。ストレッチを習慣化することで、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げることができます。さらに、筋トレを行い、全身の筋肉をバランスよく鍛えることも重要です。特に、コアマッスル(腹筋や背筋)を鍛えることで、姿勢が改善され、体の安定性が増し怪我を防ぐことができます。また、自分に合ったシューズや服、スポーツ用品を使うことで、足や体にかかる負担を減らすことができます。食事をする際も、ビタミンやミネラル、カルシウムやマグネシウムを意識して摂取することで、骨や筋肉の強さを維持することができます。

7.少しでも早く回復するために

もし怪我をしてしまったら、回復のためにはリハビリと十分な休養が必要です。怪我をした直後は、無理に運動を再開せず、安静にすることが大切ですが、痛みが落ち着いてきた段階では軽いストレッチやリハビリを行い、筋力や可動域を取り戻すようにすることがポイントです。リハビリを行うことで、回復を早めるだけでなく再発の防止にもつながります。整形外科で温熱療法や電気治療などの治療やマッサージを受けることも、怪我の回復には効果的です。医師の指導のもと、早く回復するにはどのようにしたらいいかアドバイスを受けることも大切です。また、バランスの良い食事や十分な睡眠をとることで、体の回復を早めることができます。